近年ウラジオストクへの旅行が人気になっている理由の一つにe-visaの導入が挙げられます。
※2017年8月よりロシア沿海地方の空路と航路の入国に限り、電子簡易ビザのネット申請が可能になりました。
日本人の方ですか?
マリインスキー劇場でバレエを観劇後、タクシー乗り場に向かうと日本人の女の子(大学生)に声を掛けられました。
タクシーアプリでタクシーを呼びたいのでWi-Fiを貸して欲しいと。
自分もタクシーで街に戻るところだったため、どうせならと同乗してもらいました。
なんでもポケットWi-Fiを持たずに旅をしてみようと、友人とこのウラジオストク旅を計画したらしい。
ところがその友人はe-visa申請で名前の文字を一文字間違えたかで渡航出来なくなり、泣く泣く一人旅になってしまったと。
ハバロフスク
実は私もe-visa絡みでミスを冒しました。
ウラジオストク から北に800kmほど行ったところにハバロフスクという都市があります。
私は格安航空チケットアプリ(スカイスキャナー)で以下往復チケットを購入しました。
- 行き: 羽田→ウラジオストク(ロシア)
- 帰り: ウラジオストク(ロシア)→ハバロフスク(ロシア)→羽田
"ハバロフスク経由で帰国することは出来ません"
日本から出国する際、羽田のカウンターで告げられます。
私の取得したe-visaはウラジオストク のもののため、ロシアの出入国都市はウラジオストクの必要があるとのこと。
冷静に考えればそれはそうだろうと思うのですが、チケットが安かったのとトランジットとはいえロシアの違う都市にも行ってみたかったため、上述のチケット(往復6万くらい)を取得していました。
一瞬ウラジオストク行きを諦めようかとも考えたのですが、
急いでウラジオストク→羽田の帰り便チケット(3万円くらい)を取得して出国手続きを済ませました。
タクシーアプリ Gett
タクシーアプリと言えばuberが有名ですが、ウラジオストクではGettでした。
このアプリ、どうやらドライバーがカモ客を登録出来るようで、私がアプリで乗車申請を出すと決まってスナイパーみたいな目つきをしたロシアン男性が迎えに来てくれました。
いよいよ帰国するため空港行きのタクシーをアプリ申請すると、やはりスナイパーがピックアップしに来てくれました。
5回目くらいの乗車になるため私は完全に気を許しています。
車が到着し"やぁ"と言って車内に乗り込もうとするとスナイパーがなかなかドアを開けてくれません。
タクシーアプリはあらかじめ到着地までの運賃がスマホ画面上に表示されるためボられる心配が無いのですが、
スナイパーはどうやら空港までは少し距離があるため運賃を上乗せしたかったようです。
言語コミュニケーションが取れないため、スナイパーがスマホに数字(金額)を表示して見せてきます。
大した金額では無かったと思うのですが、スナイパーに心を許してしまった手前、とても残念な気持ちになり乗車をお断りしました。
To be continued..
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