レジ袋の有料化、非常に評判悪いですよね。
私はエコバックを持ち歩こうと努力はしていますが忘れることも多いため、そんな時は迷わずレジ袋を購入しています。
レジ袋が「プラごみ」に占める割合は1.7%と言われているため、この対策が地球規模の「プラごみ」問題の解決に寄与する訳ではありません。
しかし、レジ袋(プラスチック製品の廃棄)が環境に良くないということが子供にも分かるため、啓蒙的に意味のある施策だと思います。
プラごみの何がいけないのか
プラスチックは自然分解されない素材のため、最終的に海に流れ込んだプラスチックごみが小さく砕かれてマイクロプラスチックとして魚などの海洋生物の体内に堆積してしまいます。
今のまま行くと2050年には海洋中のプラスチックが魚の総重量を上回ってしまうと言われています。
男前な小池都知事
一人当たりの「プラごみ」廃棄量が米国に次いで世界第2位の日本は、2018年6月にG7で採択された「海洋プラスチック憲章」の署名を米国と共に拒否しました。
産業界からの理解を得る時間が無かったことが理由です。
そんな中、同年9月に小池都知事は東京都としてプラごみ削減の条例を検討することを表明しました。
コロナ騒動における「緊急事態宣言」の再発令を国に直訴するなど非常に行動力、決断力がありますね。
どこからそのようなパワーが出てくるのでしょう。周りに強力なブレーンがいるのでしょうか。
プラスチック製ストローを廃止したスターバックス
なぜストロー?と思われた人が多いと思いますが、スターバックス社もプラスチック製ストローの廃止は"啓蒙的"な側面に過ぎないことを述べています。
廃棄プラスチックを使用した製品を発売しているアディダス
アディダスは回収した海洋プラスチックごみからシューズやウェアを作る取り組みを行っています。
shop.adidas.jp
海藻から包装容器を作ったインドネシアベンチャー企業
世界で2番目に海へプラスチックごみを廃棄しているインドネシアでは海藻から出来た食べられる包装紙が開発されています。
グルテンフリーのおまけ付きです。
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