ロシアがウクライナ侵攻を開始した2022年2月から、2人のウクライナ人プロテニスプレーヤーのTwitterをフォローしていました。
2人とも既に現役を引退していますが世界最高ランキングは13位と31位でトッププレーヤーでした。
6月17日にそのうちの一人 ドルゴポロフ選手(元世界13位)が「自分とスタコフスキー 選手(元世界31位)は、もうじき最前線に赴く」と呟きました。
そして一週間後の6月25日「自分たちはドネツク州の最前線に到着した」と動画をアップしました。
Thank you all. We @Stako_tennis have visited the front line at the Donetsk region and brought your donation to our brave soldiers.
— Alex Dolgopolov (@TheDolgo) June 25, 2022
Being their personally brings a lot of understanding , pic.twitter.com/Y57NQmQHo6
6月23日には二人が同じ車で移動している写真(左の写真)がアップされており、二人が行動を共にしていることに少し驚きを覚えました。
Hello everyone.. a good friend of mine @serhiyprytula had a birthday and his only wish was that everyone would donate some money so he could purchase 3 #Bayraktar for @GeneralStaffUA In one day 10 000 000€ was donated..he is 5mil short.I will appreciate if you can help us 🙏🏻🇺🇦🙏🏻 pic.twitter.com/yMOnWMRWLz
— Sergiy Stakhovsky (@Stako_tennis) June 23, 2022
スタコフスキー選手はロシアの侵攻直後(2022年2月)にウクライナ防衛軍に入隊を表明し、ドルゴポロフ選手はトルコで射撃訓練を積んだ後の2022年3月に入隊していたため、タイムラグがあったからです。
ドルゴポロフ選手が2ヶ月ほど前のインタビューで「自分はロシア人を殺すことになるだろう。そして自分も殺されるだろう」と語っていました。
戦争が終わらない限り、ドルゴポロフ選手もスタコフスキー選手も戦死してしまう可能性が高いんですね。
本当に悲し過ぎます。