転職してから3年が経過しました。
今思えば笑ってしまうのですが、転職先に入社するまでのフリー期間にブダペスト(ハンガリー)へ飛び立つのですが、その行きのフライトのビジネスシートに着席した瞬間、
"人生に勝った"
そう呟いていました。
結果的に、この転職は失敗でした。
正確に言うと転職先の選択を誤りました。
ただ、完璧な転職の条件なんて存在しないのだと冷静に考えるのであれば、プライオリティ(優先順位)の付け方を誤ったと言うことになります。
転職に求める条件
- 仕事内容
- 給与
- 会社の安定性
- 社風(雰囲気)
転職に求める条件は人それぞれでしょう。
私の最大のミステイクは、「1. 仕事内容」にプライオリティを置けなかったことにあります。
転職先として幾つかの選択肢がある中で「3. 会社の安定性」と「4. 社風(雰囲気)」により現職を選びました。
何が不満なのか
- 仕事内容がつまらない
- 裁量権が小さい
- 海外出張が無い
上記は全て前職では満たされていました。
本当に良かったこと
- 趣味の領域の充実(会社のテニス部、ゴルフ環境)
- 新しい世界(知らなかったこと)を見ることが出来た
一般的に考えると良かったのではないかと思われること
- 人がそれなりに優しい
- 会社の体力がある
- 激務では無い
転職してもちろん解消出来た不満点はあります。
ただ、3年間ずっと"仕事つまらないな"と思い続けているので、それが自分の本音なのだと思います。
その心の声から目を逸らしたく無いと思っています。
実は転職を経験して声高に言えることが1つだけあります。
それは、
転職をしたことがあるという経験がある
ということです。
- 今の会社に縛られる必要は無いと思っています。
- 上司なんて糞食らえです。
- 自分が居なくなると今の会社の人達が困って、辞めることなんか出来ないんじゃないだろうかなんてことも思わなくなりました。
同じ職場に居続けた方が、その仕事での経験値も上がって有利だと思います。
私は前職のキャリア(知識)を生かすことが出来ない転職をしたため、仕事をキャッチアップするまでは社会人1年生に戻ってしまったようなひよっこ感にも苦しみました。
今でもプロパーの同世代には引け目を感じます。
ただ、上述の”転職したことがあるという経験値”はプロパーには無い強みとなります。
まあ、こうやってプロパーを敵対視した発言が出てくる時点で転職の軸がブレていたということですね。
Fin
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