海外一人旅で困る事の一つに夜の食事があります。
パリ到着初日、
ホテルにスーツケースを置いて街に繰り出しました。
歩き疲れて時間も遅くなってきたので、
ホテルに戻りがてら、
ホテル側で見かけたレストランを目指します。
パリのレストランはオープンテラスが併設されているお店が多く、
そのお店のオープンテラスでもローカル客が楽しそうに食事をしていました。
一人でレストランに入店することがなかなか出来ず、
そのお店の前を行ったり来たりを数度繰り返します。
いいかげん空腹に耐え切れなくなり勇気を出してお店に入りました。
人差し指で"1"を示して一人であることをウェイターに伝えます。
ウェイターは快くオープンテラス席に案内してくれ、
不親切にもフランス語で書かれたメニューを手渡してくれました。
周りのローカル客の視線が気になり、
ガイドブック(地球の歩き方)を開くことが出来ません。
注文を取りにきたウェイターに
"Beer please"
と伝えるも中々伝わりません。
フランスってBeerが通じないのでしょうか・・
Beerはようやく理解してくれたものの
いかんせんフランス語で書かれたメニューが全く読み取れません。
無駄にローカル客の視線を気にしていた私は、適当にメニューを指差してオーダーしました。
待つこと数分、
私がオーダーしたのは何かの"腸詰め"でした。
あまり美味しいものではなく、
空腹だったものの付属のバケットとビールを流し込んで足早にレストランを後にしました。
ある程度旅慣れた今でも、
海外の見知らぬレストラン(特に流行っているお店)に一人で飛び込むのは少し躊躇してしまいます。
きっと自意識過剰なのでしょう。
To be continued..
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